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【MIUI7レビュー1】XiaomiのOS”MIUI”の歴史

昨年、知る人ぞ知る中国スマホメーカー「Xiaomi(シャオミ)」のスマートフォンMi4を手に入れ、
最新のMIUI7にアップデートしたのでレビューいきます。






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iPhoneそっくりMi4


まずは使用デバイスをざっくりとご紹介。

僕が購入したデバイスは2014年夏に発売された「Mi4」というスマホです。
Amazonで4万円でお釣りが来る値段だったので新機種のMi4iよりもこちらを選びました。

ストレージは16GB選択、そして3GBのRAMと2.5GHzのクアッドコアSnapdragon 801プロセッサー、13MPのカメラとフルHD液晶という価格に見合わないスペックを持ち合わせています。
(余談ですが、撮ったビデオをMi4で再生した画面を見た姉は画面の綺麗さに驚いてました)


Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 White Mi5


Xiaomi シャオミ MIUI7 レビューMi4 White  Mi5


Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 White  Mi5


Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 White  Mi5


Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4  Mi5


Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4  Mi5


まさにiPhone5とGALAXY Sを足して2で割ったようなデザインです。
パクリと酷評されますが、ハードウェアの質はかなり高く、
いちユーザーとして使っているとAppleをパクったかどうかはどうでもよくなってきます。

型落ち機種ではありますが、創業5年程度の企業でここまでの完成度に持ってくるのはすごいと思いますし、
国内家電メーカースマホのようなゴツゴツしさがない中性的なデザインは
iPhoneに慣れた日本人にも訴求できるレベルだと思います。


ちなみに初期状態ではGoogle純正アプリをインストールできないため、
“Global ROM”というのをインストールする必要がありました。
これについては事前に調べていなかったため、中国語だらけでGoogle Play Storeも利用できず、
「もしかして…」と冷や汗が出たのを覚えています。笑



MIUIの歴史


OSに触れるに当たってMIUIの歴史を簡単に振り返ってみます。


まず最初のMIUIは2010年の8月にリリース。
この時はまだMiシリーズなる端末は登場していません。Nexsus Oneなどに提供していたようです。

Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 MIUI v1  Mi5



この頃のAppleはというとiPhone4とiOS4を6月頃にリリースしていました。
ちなみに僕が10月にiPhone4デビューしたので、周りにスマホを持っている人がほとんどいない時期ですね。



MIUI v2が2011年の8月リリース。
この時にXiaomi初のスマホ「Mi 1」も登場。

Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 MIUI v2  Mi5


バージョンが一つ飛んでV4が2012年にリリース。
iPhone5が発売した年ですね。

Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 MIUI v4 Mi5


2013年にV5がリリース。
iOS7が発表された年です。

Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 MIUI V5 Mi5


2014年にMIUI6がリリース。
この時から”V”が取れてよりiOSライクになりました。
そしてフラットデザインの導入です。
Mi4はMIUI6を積んで発売されました。

Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 MIUI6 Mi5


そして2015年にMIUI7リリースです。
動作が軽くなり、システムデザイン全体をテーマ別に切り替えられるようになったりしてます。

Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 Mi5


アップデートサイクルがすごい


MIUI7の発表イベント動画を見ていて感じたのが、OSのアップデートサイクルとその民主性の高さです。

まずこの5年間にアップデートした回数はなんと「250回」!

Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 MIUI update cycle Mi5


毎週アップデートしていたようです。
確かによくよく考えてみるとアップデート通知が頻繁に(アプリ以上に)来てましたね。



そのアップデートは、月〜水でコーディング、
木曜に社内テスト、金曜にアップデート公開、
そして土日にユーザーに使ってもらってフィードバックをもらう。
これの繰り返しなんだそうです。

Xiaomi シャオミ MIUI7 レビュー Mi4 MIUI update cycle Mi5


ちゃんとユーザーが投稿するフォーラムを構えており、そのすべてにXiaomiのエンジニアが返事しているそう。
この民主性の高さには驚きました。

MIUIが急速に成長している秘密を垣間見れたとともに、
アプリを作っている立場として大いに良い刺激をいただきました。



まとめ


これからMIUIの具体的な部分のレビューをしていこうかと考えてますが、
結論から言ってiOSに慣れている日本人でもMIUIは全く問題なく使えるクオリティです。

iOSライクでAndroidよりシンプルに使え、
Androidよりアップデートサイクルが早く、
Windows Phoneよりも豊富なAndroidアプリを利用でき、
iOSよりもカスタマイズ性が高く、低価格で手に入る。


日本人にとってのハードルの高さはさておき、
純粋にOSとして見比べた時に、MIUIは将来優秀なモバイルOSになりそうな気がします。

MIUI7の発表イベントはインドで行われたものなんですが、
インド人たちの事あるごとに歓声が上がる様は、Xiaomiへの熱狂ぶりがよく伝わってきます。

独自OSに本気で取り組んでいない国内メーカーはどんどん日本市場の片隅に追いやられてしまうのかなーと
しみじみ考えてしまいますね。



ではでは。

第2回レビュー「品質・デザインが向上したMIUI7のロック画面、ホーム画面」
第3回レビュー「センスの高さを感じる”MIUI7″ ホーム操作編」
第4回レビュー「MIUI7の片手操作モードが秀逸!動画あり」
第5回レビュー「意外とすごい?Mi4・MIUI7のカメラがシンプルかつ高機能」



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