こんにちは。
先日、とてつもなく軽いiPad Air2を手に入れたわけですが、購入する前から”あること”をやってみたいと思うようになりました。
その”あること”とはタイトルにもありますように、10インチサイズのタブレットを「バッグを背負わず持ち歩くこと」です。
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iPadが軽くなったので
iPad Air2はAppleさんの意向により、徹底的に薄く、徹底的に軽くなってしまいました。薄さではiPad miniを突き放し、重さではそれにだいぶ近づいてきています。
片手でのホールドも苦じゃなくなってきたし、TouchIDでセキュリティ強化されたし、Cellularモデルにもなったということで「じゃあ手ぶらで持ち歩けるんじゃね?」的な軽いノリで、スマホ代わりの携帯に挑戦することとなりました。
バッグを背負わず持ち歩くために
どこに収納するか
本体が十分軽いので、重さ的な意味で”バッグなしで持ち歩く”というハードルはクリアしました。iPhone6よりも薄いくらいなので厚みも問題なし。バッテリー持ちもいいし、ネットにもいつでも接続できます。しかし、唯一どうにもできない問題がひとつ。そう、画面サイズです(iPad mini云々というツッコミに対してはまた後ほど)。
7,8インチサイズであれば持ち歩くのに対してハードルは高くなく、実際にiPad miniやNexus7などを手ぶらで持ち歩く人は割といるんじゃないかと思います。シャツにiPad mini用のインポケットを作っている人もいるほどです。ここまで来るともはやスマホをポケットに入れることと同等。
ただ10インチとなるとさすがに大きい(広い)ので、ポケットを作るにしてもお腹か背中になってしまいます。しかも服に左右されすぎてしまう問題もあります。
この時点で「手ぶらで」持ち歩くという夢、というか選択肢は消えてしまいました。
取り出しやすさは重要
となるとやはり腰に装備することになりそうなんですが、Google画像検索をしてみても、ショルダーバッグやウエストポーチばかりが並びます。それに、まずそういう類いは必ずファスナーやらフタなどといった、大げさな開け閉めが必要です。開け閉めどころかなんかもう全てが大げさなのです。それでは意味がない。
そしてウエストポーチ系は10inch程度の大きいものがなく、タブレット収納をアピールしていてもやはり7inch前後ばかりです。
iPad用のショルダータイプのケースにしようかと思ったこともありました。
しかしこれだと、他の大きめのバッグを使うことになった時に使えなくなってしまいますし、(既に購入を検討している)Bluetoothキーボードも一緒に持ち運びたいため、このケースは最適ではありません。
うーん、困った。スマホをポケットから取り出すように、「サッと出してシュッとしまえる」。そんな理想を叶えてくれる何かが欲しい。
最適すぎるアイテムの発見
これ以上ないくらいピッタリなアイテムが存在しました。ビックカメラで偶然の発見です。
gollaというブランドのタブレットポケットです。
10inchタブレット用のケースであり、タブレット向けに作られたとは思えないほどカッコいいデザイン。
3種類ほど柄があったんですが、このブルーのチェック柄に一目惚れ。さすがに魅了されてしまいました。
前面はポケット類が一切なく、大胆に柄をアピールしています。
タブレット本体は上部からストンと入れる感じ。マジックテープの付いた帯が簡易的なフタの役割を果たします。
そしてその帯は裏側まで敷かれており、イヤホンホルダーと取っ手として機能。けっこう機能的。
この非対称がまたカッコいいですし、小物ポケットではなく、ケーブルものを(あえて隠さずに)挟むという設計にセンスを感じます。
サイズはiPad Air2よりひと回り大きい程度なので、僕が購入しようとしているキーボードも入るのではないかと(入ってほしいと)期待しています。
追記:入りました。
ちなみにgollaというメーカーについては、こちらのサイト
デザイン雑貨ブランドGollaの真っ赤なiPadケースがカッコイイ|SKEG*log
によると、
『Gollaは90年代はじめにフィンランドで誕生したデザイン雑貨ブランドで、デザイン性の高いモバイル向けアクセサリを数多く製作している信頼感たっぷりのブランド。』
だそうです。
どうりでカッコいいデザインだと思いました。
着脱のしやすさも大事
さすがにサイズが大きいため、座るときなどは邪魔になってしまいます。そうじゃないとしてもやはり着脱のしやすさは大事です。
そこでこのケースの裏側を見て、何かうまく工夫できないか考えます。
最初僕は、このケースは腰に付けるために設計されたポケットだとばかり思い込んでいたため、イヤホンホルダーはベルトに固定するためのものだと思っておりました。それにしては細いマジックテープで、固定とか大丈夫かいなって感じから始まり、自分を疑い始め、やはり自分が勘違いしていました。
このポケットを腰に装着するためには、何かを介する必要があります。そこで思いついたものがこちら。
今までiPhone5用に使用していた革製のネックストラップを改造しました。
金属ホルダーをズボンのベルトを通すアレに引っ掛け、ポケットの取っ手をストラップに通し、ぶら下げます。
ここでポイントなのが、棒タイプの着脱ホルダー。
なんとこれ、棒を差し込むだけでしっかり固定され、抜く時は赤い枠を軽く引っ張るだけでOK。ホームセンターでたまたま見つけました。こんな素敵な商品があったとは、ホームセンターは僕にとって宝の宝庫です。
装着してみた
まずは立った状態で斜め後ろから。
予期せぬ攻撃からお尻を守ってくれそうな大きさです。
真横から。ストラップを通しているだけなので、ある程度は左右にスライドできます。
歩く時の邪魔になるんじゃないかと思われそうですが、意外と邪魔にはなりません。
(※ぶらぶらする手に当たるのが残念でした)
金属ホルダー周辺はこんな感じ。上着で綺麗に隠れます。
付けたままでもイスに座ることができました。邪魔ではないと言ったらウソになります…。
使わない時はストラップを例のイヤホンホルダーに挟んでおけばOK。
最大のハードル
今回のiPad Air2持ち歩きにおける最大のハードルは「心理的なハードル」だと思います。
ある人曰く、新しいテクノロジーを人々に浸透させるためには、3つのハードルを乗り越える必要があるそうです。
そのハードルとは「技術的ハードル」「資金的ハードル」そして「心理的ハードル」の3つ。これらの中で最も乗り越えが難しいのは「心理的ハードル」です。Google Glassがいままさに直面しているのがこれでしょうね。
そして、iPad Air2も十分軽くなり、技術的なハードルは越えましたが、そのサイズ感から(手ぶらで持ち歩けるとしても)心理的ハードルが明らかに高いです。
この記事を書く前に2,3度、このケースを装備して外出しました。意外と?ジロジロ見られることはなかったんですが、腰に付けるバッグにしては大きいので、ハタから見たら多少の違和感はあると思いますね。
ケースを付けているだけならまだしも、そこからデカデカとiPadを取り出したらアウトだと思います。
まあ既にコンビニや郵便局でさりげなく出し入れしてたんですが。笑
それでも軽いのでサッと出し入れできるんですけどね!
(追記:出すのは簡単ですが、入れたあとにマジックテープをとめないといけないのは意外と手間でした)
iPad miniではない理由
前述の心理的ハードルはiPad miniであれば楽々クリアかもです。
ではなぜminiを選ばなかったかというと、ズバリ外付けキーボードでの使用を前提にしているためなんです。
iPad Air用ですらキーボードの幅が(Macより)小さくなるのに、iPad mini用はさすがに小さすぎるかなと思いました。ちょうどいいことにスペックアップも微妙でしたし。
Apple Watchを導入したら
自宅では完全にiPhoneからiPadへ乗り換え、外出時も大抵はiPadで済まそうと思えばできます。ただ、ジョギングや睡眠の計測だったり、外出時の通知のリアルタイムな確認となるとiPadは厳しい。
しかしそういう隙間は、Apple Watchが上手に埋めてくれるんじゃないかと密かに期待しております。
今までは中でMac、外はiPhoneというスタイルだったものを、中でも外でもiPad、更に細かいことはApple Watch、というスタイルにもしかしたら僕はシフトさせていくのかもしれません。
(追記:iPad未対応!)
で、なんでここまでやたらiPadだけを持ち歩きたがるのかと言うと、純粋に楽しいからです笑
新しいテクノロジーで新しいライフスタイルを考えて工夫して模索する。このプロセスそのものが凄く楽しいんですよ。だからタブレット持ち歩きについては、もうちょっと工夫と研究を続けていくつもりです。
追記:2015/04/17
タブレットポケットやめました。笑
最後はカッコいいような言葉で締めくくっていますが、さすがにこれは無理がありました(当たり前)。
現在は(結局は)ショルダーバッグに入れて持ち歩いています。
iPad3が入るようにと購入したお気に入りのショルダーバッグの外側ポケットです。
サッと出し入れできるよう内側のポケットや留め磁石をナイロンテープで封じて使っています。
頑張らなくてもわかることですが、10インチレベルでバッグなしは表面積的にやはりキツい(笑)
重さ的には問題ないんですけどね。
しかしまたいつか挑戦したい気持ちは残っております。