投稿日:

初Kindle本「2019年の日本人へ(壱)」を出版しました

 

ちょうど半年ぶりのブログ更新。
ずっと書き続けていたKindle本、ようやく出版にこぎつけました。
タイトルは「2019年の日本人へ(笑)」
間違えました、「2019年の日本人へ(壱)」。


テーマは「2019年以降の混沌と激動の時代を生き抜く現代日本人へのメッセージ」です。
内容の軸となっているのは「心理」で、
それをベースに「現代日本人の精神性」「女性と子育て」「発達障害について」の3つの章で構成されています。

特に第二章の「女性と子育て」は、そこだけで一冊にしてもいいほどボリューミーで、項目次が多く、生々しいほどにディープな内容となっていると思います。
というわけで、目次は次のとおり。

 

 ・はじめに

第一章 現代日本人の精神性

前編
・若者の「自分で考える能力」
・日本人が伝統的に持たない技術
・昭和と平成の経営者たち
・若者を確実に堕落させる方法
中編
・〝個性〟と〝共同体〟の折り合い
・知性の墜落
・「従うこと」の絶対視
・推測、未知、創造、変化の放棄
後編
・精神文化のインストール
・尖っている言葉の印象
・妬みのメカニズム


第二章 女性と子育て

前編
・女性の重要性
・過保護・過干渉の有害さ
・わがままの元凶
・世代を超えた悪循環
・ゲームを凌駕する喜び
・学力ではない教育
・育児に対する母親の態度
・大人たちの幼稚化
中編(前)
・神経症者とそれ以外を分かつもの
・子どもを極度に甘やかすとどうなるか
・人類に不当な重荷を投げかける者たち
・才能あふれる末っ子たちの裏側
・殺人者の世界観
・無知の涙
中編(後)
・処方箋
・自分の存在価値を紐づけるべきところ
・深層意識に潜む親玉
・人生における最も偉大な力
・治療者たちの現状
・お金・仕事・行動によらない突破口
・子育ての無知を和らげるために
後編
・女性が秘める能力
・男女の役割
・人間社会と母性
・幼稚園・保育園の潜在的可能性


第三章 発達障害について

前編
・「発達障害」に物申す
・意識・思考・感情・心のメカニズム
・発達障害の真理(前)
・賢者たちの視点
・発達障害の真理(後)
後編
・より良く付き合っていくために
・ADHDと甘やかされた子どもの金銭観
・コミュニケーションの解釈
・他人に打ち明けるべきか

おわりに
・表紙デザインについて

 

この「2019年の日本人へ」はシリーズ展開する予定です(たぶん)。

一般的なビジネス書がたいてい一冊に5、6章つめこまれている中、
本書にはたった3章しかありません。
しかし項ごとの文量が多く、複数の項を一気に読み切るのは大変だと思います。

一冊としても文量が比較的多く、国内の著名人のビジネス書がだいたい150〜200ページ程度、多くても250程度であるのに対し、
本書は紙の本換算で、約300ページとなっています。

たとえば、堀江貴文さんと落合陽一さんの共著『10年後の仕事図鑑』にはチャプターが6つ、
30もの「なくなる仕事」「減る仕事」がページごとに解説されていますが、ページ数は約260です。
3月に出版されてすでにAmazonベストセラーとなっている与沢翼さんの著書『ブチ抜く力』も、キンドル版は268ページですが、これでも多いほうだと思います。

その代わり、本書では目次ナビゲーションUIにこだわっており、
各章、各編の先頭に小規模の目次を設け、さらに各項の末に「章目次へ移動」リンクを設置することによって読者の書籍内移動の効率化をはかっています。
キンドルはサイドメニューからいつでも目次を呼び出すことができますが、見えないとこにある目次よりもコンテンツ内のほうが取っつきやすいはずです。

さらに本書は、表紙カバーをのぞいて画像は一切使っていないため、データサイズも一般的なビジネス書よりずっと小さく、ダウンロードも速いと思います。

 

また、本書のユニークなスタイルとして、数々の著名人たちの言葉を引用、
ところどころに挟みこんでいます。

その効能について前書きから引用すると
『これが長文の中に視覚的な余白をもたらしつつ、アハ体験的な視点の転換リズムを生み出し、筆者の主張に説得力をもたせるだけでなく、読者に無数の良質な洞察・見解のシャワーを浴びさせることによって「智の重要性」を体感させる働きも担うことになるでしょう』
ということです。

ここではその引用している著名人たちをご紹介します(敬称略)。


・大前研一  (経営コンサルタントなど)
・後藤秀機  (神経生理学者、サイエンスライター)
・牧野正幸  (経営者)
・田村耕太郎  (元政治家)
・アルフレッド・アドラー  (心理学者)
・岸見一郎  (心理学者、哲学者)
・柳井正  (ユニクロ社長)
・井深大  (ソニー創業者)
・盛田昭夫  (ソニー創業者)
・本田宗一郎  (ホンダ創業者)
・茂木健一郎  (脳科学者)
・中條高徳  (実業家、アサヒビール名誉顧問)
・久石譲  (作曲家、指揮者)
・ニーチェ  (哲学者)
・養老孟司  (医学博士、解剖学者、東京大学名誉教授)
・エーリッヒ・フロム  (社会心理学者)
・アラン・ケイ  (コンピュータ科学者、教育者)
・アインシュタイン
・福沢諭吉  (万札の中の人)
・兼松雄一郎  (日本経済新聞記者)
・猪子寿之  (実業家、アーティスト集団チームラボ代表)
・レオンハルト・オイラー  (18世紀の数学者・天文学者)
・チャールズ・ダーウィン  (自然科学者)
・トム・ハートマン  (ADHDのハンター・ファーマー仮説提唱者)
・仏陀
・高城剛  (世界をまわるクリエイター)
・石角 完爾  (国際弁護士、日系ユダヤ人)
・西村博之  (2ちゃんねる開設者)
・岡本かの子  (岡本太郎の母)
・ジークムント・フロイト  (精神分析家、心理学者)
・宮崎駿  (スタジオジブリ監督)
・大愚元勝  (福厳寺住職、セラピスト、作家)
・江原啓之  (タレント、スピリチュアル・アーティスト)
・鈴木敏夫  (スタジオジブリプロデューサー)
・永山則夫  (連続ピストル射殺事件の刑死者)
・DaiGo  (メンタリスト)
・ロバート・キヨサキ  (投資家、実業家)
・バルサタール・グラシアン  (17世紀の著述家)
・鈴木鎮一  (ヴァイオリニスト、音楽教育家)
・ボエティウス  (哲学者)
・ジェームス・シルベスター  (数学者)
・ニコラ・テスラ  (電気技師、発明家、科学者)
・堀江貴文  (ホリエモン)
・備瀬哲弘  (精神科医)
・田中康雄  (精神科医)
・スチュアート・ブランド(若き日のジョブズが読んでいた『全地球カタログ』の編集者)
・村上春樹  (小説家)
・伊藤穰一  (MITメディアラボ所長)


上記著名人以外に、当ブログへ寄せられたコメントや、ユーチューブ動画からも参考としていくつか引用させていただいています。
本書の文量が多いのは、彼らの言葉を引用しているからでもあります。

彼らの言葉に目を通すだけでも有意義ではないかと思います。

 

じつは去年の8月に書籍の一部を抜粋する形で「醜いデザイン言語 〜 UI論 〜」というブログ記事を書き、
もうすぐリリースしますよという告知をしていました。
その頃は秋に出版するつもりで、しかも3冊同時に出すつもりでした。
タイトルも「2018年の日本人へ」だったのです。

ところがその後も追加で一冊分を執筆してしまい(新たな第2巻)、
1巻に戻ってからも数ヶ月執筆しつづけるハメになり、
「年内はムリ」「複数巻同時もムリ」と判断しました。

このまま書き続けるばかりでいつまで経っても出版できないんじゃなかろうかと不安になったほどです。
その抜粋した記事の話はテクノロジー編で、今のところ3巻か4巻におさまる予定です。


当ブログはガジェット・テクノロジー中心であり、心理の内容はほぼ皆無、
僕自身、これまで心理系の情報はほとんど発信してきませんでした。
そう考えると本書の中身は明らかに「何かの間違い」なのですが、
これまでの5年間はむしろ心の問題に多大なエネルギーを注いで過ごしていました。
本書はその経験から生み出した集大成(の一部)です。

ところで「日本人へ」などというタイトルに、いかにも上から目線だなという印象を受けるかもしれませんし、
何か実績のある活動家や著名人でもない人間の書籍を、なぜ手に取らないといけないのかと思われるかもしれません。
無理もないことですが、共同体をより良いほうへ導くには「的確かつ根本的な、自分たちが抱える問題点の指摘」が不可欠で、
本書は、世間の枠組みから逸脱した視点や知識、そして極端な経験を持つ者としての警告です。
耳触りのいいことは書いていませんが、
単なる批判ではなく、提案や代替案もふんだんに取り入れています。


本書の内容は、その辺の心理学者や精神科医といったいわゆる「その道のプロ」だからといって掌握しているものではなく、
彼らでさえもサラッと書ける内容ではないと僕は考えています。
特に「発達障害」の章で繰り広げている推察は、あの高城剛さんのお墨付きをいただいているほどで
高城さんの肯定的な言及も載せています。
たぶん最先端か、それに近い内容です。

出版は初めてなので文章がブログっぽいかもしれませんが、
その硬い文体ではないことが、かえって読書慣れしていない人たちにとって読みやすいのではないかと思います。

膨大な長文をまとめる作業というのは思いのほか大変で、
正直、しばらく執筆をやめてアプリ開発に逃げようと思っています。
自分は執筆よりもデザイン・プログラミング派なんですが、
シリーズ本とかいう、なんて厄介な仕事に手を出してしまったんだという気分です。

全巻を今年中に出すのはムリです。
途中の巻からタイトルが変わるかもしれないし、
そもそも出すこと自体やめるかも。笑

 

それはさておき、価格は600円です(当初は1250円でした)。
Kindle Unlimitedなら無料でダウンロードできます。
「はじめに」などでも触れていますが、日本語が読めれば対象読者は問いません。

 

Amazon販売ページ:「2019年の日本人へ(壱)」

 

 

 

Sponsored Link





Comment