![](https://i1.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/MIUI7-Mi4-レビュー-7-1.jpg?fit=1198%2C778&ssl=1)
前回のレビュー1の続きです。
昨年Mi4を購入したときのOSはMIUI6でしたが、MIUI7になってから安定性・デザイン性ともに質が良くなり、満足度がかなり高まりました。
本当にiOSにそっくりすぎて笑えるんですが、今回はホーム画面など、操作のベースとなる部分にフォーカスをしてレビューしたいと思います。
ロック画面
![MIUI7 mi4 レビュー MIUI7 mi4 レビュー Mi5](https://i2.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/IMG_5105.jpg?resize=400%2C296)
ロック画面は他社OSと大差ありませんが、iOSにどこかそっくりです。
ロック解除はWindows Phone8と同じ上スワイプ。
左へスワイプをするとカメラが起動します。
![MIUI7 Mi4 レビュー MIUI7 Mi4 レビュー Mi5](https://i2.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/IMG_5106.jpg?resize=400%2C286)
MIUI6では右スワイプで家電のリモートコントロールが起動できましたが、7でなくなりました。
ロック画面にはもちろん通知も表示されます。
ホーム画面の概要
続いてホーム画面。
いつか紹介しますが、MIUI7からはOSレベルでデザインテーマを変更できるようになりました。
ここで載せるスクショでは高級感のあるダークチョコレートなテーマを設定しています。
ホーム画面にはiOSライクなアプリアイコンやウィジェットを並べられます。
DockにはiPadのように1つ多くのアプリを配置できます。
もちろんiOSと違い、ホームには好きな場所に設置することが可能。
僕が入れているアプリのほとんどはフルHD解像度に対応しているため、アイコンはなめらかで綺麗です。
フォルダはほとんどiOSそのものですね。
ホーム画面を下へスワイプすると通知センター(後述)、
上へスワイプすると、iOSのSpotlightにあたる検索画面が表示されます。
![MIUI7 Mi4 レビュー.png MIUI7 Mi4 レビュー Mi5](https://i2.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/MIUI7-Mi4-レビュー-2.png?resize=168%2C300)
MIUIの場合は、通常は画面端からのエッジスワイプが必要なんですが、
ホーム画面のみスクリーン中央での上下スワイプにも反応するという仕様になっています。
また、iOSではホーム画面の追加は左隣のみですが、MIUIは右隣にも追加できます。
アプリの削除がステキ
iOSと同様、ホーム画面上でアプリのアンインストールができ、なおかつステキです。
アイコンを長押しするとアプリが指に吸い付くと同時に、画面上部にゴミ箱が表示されるので、
そこにドロップします。
![MIUI7 Mi4 レビュー.JPG MIUI7 Mi4 レビュー Mi5](https://i1.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/MIUI7-Mi4-レビュー.jpg?resize=400%2C252)
![MIUI7 Mi4 レビュー.JPG MIUI7 Mi4 レビュー Mi5](https://i2.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/MIUI7-Mi4-レビュー-1.jpg?resize=400%2C256)
そしてUninstallを選ぶと、パンッ(とでも鳴るかのように)アイコンが美しく弾き飛びます。
![MIUI7 Mi4 レビュー.JPG MIUI7 Mi4 レビュー Mi5](https://i2.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/MIUI7-Mi4-レビュー-2.jpg?resize=500%2C344)
これは遊び心があっていいですよね。最後のスクショはJawbon UPのアプリなので楽天銀行と色が違いますが、そのアイコンの色のまま弾き飛びます。
OS Xのドックのアプリをドラッグアンドドロップで削除するときの煙アニメーションを思い出します(EL Capitanでなくなってしまいましたが)。
画面上部のゴミ箱にドロップするという仕様上、iOSのように誤操作でアプリを削除してしまう、というリスクが少ないのも素晴らしいです。
(ちなみに設定アプリ上でのアンインストールもできます)
通知・コントロールセンター
スマホではもう常識になった通知センター。
MIUIでは右ページに通知、左ページに曲コントロール、明るさ調節、その他多様なトグルボタンが設置されており、左右スワイプで行き来します。
iOSでいう通知センターとコントロールセンターが隣り合わせになったようなもの。
iOSと違って便利なのが、通知を一括で削除できること(画面下部にあるバツボタン)。
ただ、通知センターを表示させたときは必ず左側の通知ページが表示されるのがネックですね。直接コントロールページへアクセスできたらもっと便利だと思います。
コントロールページからは設定アプリを直接開くことができます。
さらに、大量にあるトグルボタンは設定アプリ上で並び替えることができ、より好みに合わせやすくなっています。
![MIUI7 Mi4 レビュー.png MIUI7 Mi4 レビュー Mi5](https://i0.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/MIUI7-Mi4-レビュー-3.png?resize=168%2C300)
さらにこれらのトグルボタンは全てホーム画面にも設置可能。こういった使い勝手の良さはさすがAndroidです。
あと余談ですが、通知センターの背景をぼかし半透明にしているのはなんとも徹底した真似っぷりです(笑)
ハードウェアボタンのご紹介
ソフトウェア部分はいったんここまでにしといて、最後はハードウェアボタンをご紹介。
MIUIでは前面下部に3つのボタンがあり、メニュー・ホーム・戻るの3種類です。
![MIUI7 Mi4 レビュー.JPG MIUI7 Mi4 レビュー Mi5](https://i0.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/MIUI7-Mi4-レビュー-5.jpg?resize=500%2C113)
普通のAndroid5端末のことはわかりませんが、MIUIでは左のメニューボタンのみ「マルチタスク起動」「ホーム画面カスタマイズ」のどちらかを選択でき、
長押しアクションは3つとも変更が可能です。
![MIUI7 Mi4 レビュー.png MIUI7 Mi4 レビュー Mi5](https://i1.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/MIUI7-Mi4-レビュー-4.png?resize=168%2C300)
割り当てられるアクションは「マルチタスク起動」「アシスタント起動」「アプリの強制終了」など。
アシスタントはiOSでいうSiriのことです。
普段はわかりませんが、実はホームボタンのすぐ下に小さい通知ランプがさりげなく配置されており、本当にさりげなく点灯する様は逆にシャレています。
また、ロックボタンを長押しすると、画面外から集まるようなアニメーションで4つのボタンをいつでも表示できます。
そのボタンとはAirplane, Silent, Reboot, Power offの4つ。
![Mi5 MIUI7 Mi4 レビュー.JPG MIUI7 Mi4 レビュー Mi5](https://i0.wp.com/fum-s-tyle.com/wp-content/uploads/MIUI7-Mi4-レビュー-6.jpg?resize=500%2C302)
音量ボタンはiOSと同じようにカメラのシャッターボタンとしても使えます。これも設定でON/OFF可能。
まとめ
第2回レビューは以上です。
いかがでしょうか。MIUIは7で安定性・動作速度・機能性・デザイン性が向上し、本当にいいスマホOSになってきています。
MIUI6のときはカメラが頻繁に起動不能になり、ハードの不具合かと思ってたんですが7で無事に直ったんでホッとしています。
ただタッチスクリーンの追従性はどうしてもiOSには劣りますね。Windows PhoneもiOSのような追従性はありませんでした。酷いわけではないんですがiPadやMacばかり触ってるものとしては違和感はありますね。
それを差し引いても優れたOSになってきているなあとは感じます。なんとなく作り手の熱意を感じるほどです。
それでは次回も引き続きレビューやっていこうと思います。
ではでは。
第1回レビュー「Xiaomiのスマホ”Mi4″と”MIUI”の歴史」
第3回レビュー「センスの高さを感じる”MIUI7″ ホーム操作編」
第4回レビュー「MIUI7の片手操作モードが秀逸!動画あり」
第5回レビュー「意外とすごい?Mi4・MIUI7のカメラがシンプルかつ高機能」