先日書いたこちらの記事の続きです。
iOS歴2年半の自分がまさかのWindows Phoneを購入したので、思いつくだけ比較をしていきます。
style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-3481943934845626"
data-ad-slot="8806407289">
Windows Phone8を使ってみた印象
前回の記事にも書いた通り、僕はAppleのサービスで身を固めてしまっているため、Windows Phone(以下WP)をガッツリ使って来たわけではないですんですけど、半月使ってみた印象を箇条書きしてみます。
ちなみにOSは8.1ではなく8です。
●低スペック機でも動作がサクサク。
●iOSよりはカスタマイズ性が高い。
●WP独特のライブタイルが便利。
●日本語対応アプリが少ない。
●メジャーなアプリはだいたい揃ってる。
●画面上部にはボタンは基本的に配置されないので押しやすい。
●タッチ式のホームボタンや戻るボタンが使いやすい。
●カメラや写真編集に強いNOKIA製アプリが豊富。
●Microsoftのサービスとシームレス。
●普通の手袋でも問題なくタッチ操作可能。
●ロック画面が低機能。
●マナーモードON/OFFがしづらい。
●効果音が全体的にいい感じ。
●カメラとスクショのシャッター音が消せる。
●アプリを購入する前に「試用」できる。
などなど。
ではもうちょっと掘り下げてiPhoneと比較してみます。長くなりそうなので今回はホーム画面とロック画面について書きます。
タイル型UIが気に入った
まずWPといったらこれですね、メトロスタイルホーム画面。僕のLumiaの現在のホーム画面がこちら。
意外と地味?笑
「ライブタイル」という機能のおかげでタイルにリアルタイムな情報を表示できます(サポートしているアプリのみ)。例えば天気予報の表示なんかは典型例ですね。Androidでいう「ウィジェット」に相当すると思います。ただ、Androidのように明確な区別はなくて、「アプリのアイコン」「詳細情報」「バッジ」「アプリ名」が全てひとつのタイルにまとめられているのでわかりやすい。Twitterアプリであればメンションの詳細情報が表示されたりします。
タイルのサイズ変更は基本的に正方形の「小」と「中」。アプリによっては横長の「大」サイズにもできます。ドラッグで位置をわりと自由に決められるのもiOSにはないメリット。iOSのように隙間は詰められてしまうことはありません(笑)
ただ、デスクトップWindowsのようにグループ分け?はできません。どうしても分けたい場合はラベルをタイル画面に貼れるアプリをインストールするなどの対処が必要。
ショートカット作成で利便性アップ
8.1になる前のWP8は機能的にまだまだ貧弱で、通知センターもなければiOSのようなコントロールセンターもありません。ということはつまり、一昔前のiOSのように「Wi-Fi」や「Bluetooth」などの設定へのアクセスがめんどうです。iOS5の頃は非公式のプロファイルをインストールし、ショートカットアイコンをホーム画面へ設置していたものです(懐かしい)。しかし厳格なApple様により、iOS6では無効化。
WPではそんな心配もなく、各種設定へのショートカットを簡単に作成できるアプリがマーケットにわんさかあります。
実はWP8はバッテリーのパーセント表示に対応していません(Appleユーザー的には「iPod touchかっ!」とツッコミたくなる)。地味に致命的な仕様だと思うんですが、これもアプリとライブタイルである程度はカバーできます。
そして「これは便利!」と思ったのが、メジャー所のアプリもショートカット作成にきちんと対応している点。例えばTwitterであれば「ツイート画面のタイル」、Evernoteであれば「新規ノートのタイル」をホームに貼れるんですよ!iOSであれば「投稿専用アプリ」が必要になってくる部分ですよここ。
ホームの右側にアプリ一覧
ホーム画面を横スワイプして右へ画面を動かすとアプリ一覧が現れます。ここでアプリのアンインストールやホームへのピン止めなどが可能です。ホームとアプリ一覧が別々に存在する時点でiOSよりは複雑な構造になりますが、スワイプで画面切り替えできるしすぐ慣れるレベルでしょう。ウィジェットやアプリでタブが用意されているAndroidほど取っ付きにくくはないと思います。
なんと壁紙を設定できない
実際に使い出して驚いたことなんですが、なんとWP8はホーム画面に好きな壁紙を設定できないんですよ(8.1から設定可能です)。
で、その代わりにテーマ色を切り替えられます。背景は「黒」か「白」、タイルやUIパーツのアクセントカラーを20種類から選択出来ます。
でもどれもありきたりな色ばかりで。。。
カラーコード設定とかできたら嬉しいんですけど。
ちなみにこれがWP8.1の壁紙を設定した時のホーム画面。カッコいいですね〜。ただ単に背景に表示するのではなく、タイル上のみを透過させるっていうところがまたセンス感じます。
なんとステータスバーにバッテリーが常時表示されない
これも驚いた部分なんですが、WPはiOSのように画面上部にバッテリーやWi-Fiの電波強度が「常に」表示される仕様ではありません。表示するには画面上端から下へスワイプする必要があります。でもスワイプで表示させてもまた引っ込んじゃうんですよw 時計とセルラーネットワークのアンテナ数のみ常に表示されるようです(IEやアプリによっては全て表示されない)。
ロック画面
続いてロック画面へ行きましょう。
ロック画面もなかなか低機能ですよ。
ロック画面は上へスワイプで解除できます。見た目も解除方法もiOS7とそっくりなのでiPhoneユーザーは馴染みやすいんじゃないでしょうか。iOSやAndroidのようにカメラへ直接アクセスする機能はありません。その代わり、Lumiaであれば側面のシャッターボタン長押しで(画面OFFでも)カメラ起動できるので必要ないかと。
ただ使いづらいと感じたのは複数のアプリの通知を表示できないことと、iOSのようにロック画面から通知が来ている特定のアプリへダイレクトにアクセス出来ないこと。まず通知がいくつあるか(状態の概要)の表示は5種類のアプリまで、状態の詳細(メール本文とか)の表示は1種類のアプリしか表示できません。
ロック画面だけで言えば、「iOS4レベル」でしょうねー。iOSでも通知からアプリへアクセスできるようになったのはiOS5からじゃなかったかな?
ダブルタップで画面ONが素晴らしい
WPの仕様なのかLumiaの仕様なのかわかりませんが、画面をダブルタップすることにより画面がオフ状態の時からオンにすることが可能です。僕はこの機能が大好きなんですよ。というのも前面から物理ボタンを排除してソフトウェア化してしまうと、側面のロックボタンでしか液晶をONにできなくなってしまうのが普通なんですよ。それの何が不便かと言うと、スマホを机とかに置いた状態で液晶をONにするにもわざわざ側面のボタンを押さないといけない。iPhoneのように物理ボタンが前面にあれば指一本で液晶をONにできます。しかし側面のボタンを押さないといけないとなると、指一本では対処できなくなる。スマホ本体がズレないように指で挟み込むかたちでボタンを押す必要が出てきます。これって想像しただけで嫌気がさしません?
僕はこれが嫌というのもあってAndroidのホームボタンのソフトウェア化にマイナスなイメージを抱いていました。でもLumiaはダブルタップで簡単に液晶をONにできます。Android端末でもLGとか一部のメーカーが採用していたはず。
僕はいつもこのダブルタップで液晶をONにしています。
ただこの方法も完璧ではなくて、バッテリーが消耗しやすくなるそうです。それでも僕はこの設定を使いますけどね(笑)
まとめ
WPの場合は「ホーム画面」じゃなくて「スタート画面」の方が正しいかも(笑)
WPはかなり後発のOSなのでiOSやAndroidよりは機能面でまだまだ劣りますが、OSの哲学的にはiOSより自由度が高くAndroidより操作が簡単という絶妙な立ち位置だと思います。僕はWindows Phone好きです笑 8.1で使い勝手よくなりそうですし。
今後もまだまだWPのレビューを続けていく予定なのでお楽しみに!
では
アプリなどの音量は別途設定が必要ですが……
着信音だけなら、本体側面のボリュームボタンを押して画面上部へ表示される「音量の右側の鈴アイコン」をタッチするとマナー(着信音0、バイブ)モードに切り替えできます。
ノキアのLumia630dual simを海外用に購入しようかと考え中なんで参考にさせていただきます。アップルはカラクラ2からiphoneも3-4-5と使ってきまして、電話はWPかよ?って感じです。画面の見た目がなんか新鮮な感じです。
iphone6はこう食指が動かない感じです。ちなみに3が一番感動的でした