売り切れていたiPad Air 2用のキーボードをようやく手に入れました。
名前がやたら長いキーボードです。
この記事もまさにそのキーボードで書いています。
ではではじっくり外観レビューいきます!
製品について
アクセサリーメーカーbelkinのBluetoothキーボードブランド「QODE」のiPad Air2向けハイエンドモデルがこの「Ultimate Pro Keyboard Case」。
iPad Air2向けキーボードとしては他メーカーに先駆けて発売され、2月は公式ページでもAmazonでも在庫待ちの状態が続いていました。
この製品は日本では未発売の品で、日本で販売されているものでは初代iPad Air用(しかも昨年10月頃発売の1年遅れ)しかありません。さらに家電量販店の店頭に並んでいるものにはハイエンドの「Pro」はなかなか見当たらず、ミドルレンジばかり並んでいるので日本人にはほぼ馴染みのない製品です。
そういうわけでググっても日本語の情報はほとんどない状態ですし、あっても製品の写真が少ないんです。
というわけで僕が先手を打ってがっつり写真レビューいきます(笑)
ちなみに本体カラーはブラック・ホワイトの2色で、僕はホワイトを購入しました。
米Amazonで購入し、注文日から8日後に手元に到着しました。
特徴一覧はこちら。公式サイトから引用しています。
閉じた外観
正面のオモテ面。iPad本体を立てかけるヒンジがマグネットでピタっとくっついています。
背面。ヒンジ中央にはひっそりと充電端子(micro-USB)があり、目立たないデザインが素敵です。
向かって左側面。iPadの各ポート、ボタンにはちゃんとアクセスできます。
向かって右側面。Lightning端子の左右には縦置き用のマグネットが付いています。
キーボード側面には接続ランプが中央にあるのみ。
正面を上から。ロゴをあからさまにアピールしない落ち着いたデザインがなんとも好印象。
底面。こっちがオモテ面なんじゃないかと思うほどすっきりしています。
下隅にあるロゴはbelkinのものです。
左端のヒンジ部分は机に置いた時の滑り止めになります。
よくある法関係のロゴはヒンジの裏側に記載されているので、外側からは見えないようになっています。この隠すデザインはApple製品の思想に近いものを感じますね。
開いた外観
下側をマグネットで固定、背面もマグネットで固定し立てかけます。
これは角度を一段階後ろにした状態。
マグネットで2段階のみ角度調節ができます。
縦置きができるスグレモノ
iPad用のキーボードと言えども珍しい部類に入る「縦置き」もサポートしています。
ケースのスピーカー部分にマグネットが内蔵しており、横置きと同じ要領で脱着できます。
タブレットならではの縦表示を殺さない設計が、僕がこの製品を選んだ大きな決定ポイントです。
コンテンツによっては縦表示の方が向いているものもありますし、iPhoneアプリも問題なく使えます。それに縦表示のまま(一体化させた状態で)キーボードを叩けるというのはノートPCにはない大きなメリットだと思います。
一体型キーボードをいろいろ物色した限り、縦横を柔軟に切り替えられ、なおかつキーボードからも簡単に脱着できる製品はこのUltimate Proくらいでした。
ケースも良い
この製品はiPadケース単体で見ても質が高いです。
背面はレザーのような素材で被われており、文具的なオシャレさがあります。
レザーっぽい部分です。公式ビデオでは”fabric(織物)”と言ってたと思います。
僕は「象の皮膚」と呼んでいます。(ウソです)
長く使用していると変色しそう。
カメラまわり。ケースはけっこう厚みがあるので、そう簡単には割れそうにありません。
よく比較に出されるZAGGのハイエンドモデルのケースは安っぽく薄いプラスチックで割れやすいとのことだったので、それよりはマシかもしれません。
横置きと縦置きの時に使うヒンジ用のマグネット。
この製品の大きな特徴のひとつ、サウンドフローデザインです。
スピーカーの音が手前に向かって出やすくなるというなんとも気のきいた設計。手前と背後で聴き比べてみると、確かに手前の方が音が大きいです。微々たる差ですが(笑)
この側面はキーボードとの接着面であり、Smart Coverも併用できるよう考慮されています。
公式ビデオでもアピールしているんですが、ケースを本体から外すのも本当に簡単でした。
裸のiPadの本来の薄さと軽さが一番!という僕のこだわりはさておき、
単体のケースとしてみても、デザイン・機能ともにクオリティが高いと思いますね。
脱着に使うマグネットについて
本体を閉じるときは4カ所のマグネットで固定するので、抜け落ちることはありません。
立てかける時の底面のマグネットも強力で、写真のように真横に持ち上げても外れませんし、軽く揺らしても大丈夫なほど。
背面のヒンジのマグネットは弱めなので手前に傾けすぎるとiPadは外れ落ちるので注意。
重たい方のiPad本体を持つのであれば、クラムシェル型ノートのように片手であちこち置いたり動かしたりでき、使い勝手がいいです。
一体型キーボードとしての機動性もしっかり確保しているのはいいですね。
これもこの製品を選んだ大きな決定ポイント。
バックライト搭載
ハイエンドモデル唯一のバックライトを搭載しています。OFF+3段階の明るさ調節が可能です。
暗闇だとカッコいいほどにハッキリと把握できるんですが、明るいところだと逆に見づらくなります(笑)
MacBookほど上手な光り方をしないので、明るい場所ではキーの印字が見にくくなるんです。
電池消耗のこともあるので普段はOFFにしてます。
でもバックライト機能があるのは心強いですね。
メーカーがイチ押しする製品
この製品には外付けキーボードにしては珍しく、メーカーのメンバー自らが数分間じっくり製品紹介をする動画を公開しています。
「究極(Ultimate)」で「プロフェッショナル(Pro)」な名前を付けて更にメンバー自身が製品を語る動画まで準備するとかどんだけ自信があるんだって感じなんですが、確かに全体的なクオリティは素晴らしいです。
YouTubeでもAmazonでもガジェットレビューサイトでも評価は高いですね。
もちろんデメリットも所々ありますが(笑)
でも僕はこのキーボードを購入してこの上なく満足しております。
とりあえず今回は外観を中心にレビューをしました。
次回はサイズや重さ、この製品オリジナルの機能中心のレビューを書く予定で、後々はキーボード中心のレビューなども書いていこうと思ってます。
※他のレビュー記事はこちら。
【レビュー2】サイズ編 belkin iPad Air2キーボード「QODE Ultimate Pro」
【レビュー3】キーボード編 主要キーの幅がフルサイズ(!)なbelkin iPad Air2キーボード「QODE Ultimate Pro」
【その後レビュー】高品質・秀逸なbelkin iPad Air2キーボード「QODE Ultimate Pro」