外付けキーボードにiPadを立てかけて使っているときに、あることに気がつきました。
ホームに並んでいるアプリのアイコンと、キーボードのキーのサイズがそっくりなんです。
そこで興味が湧き、サイズを調べてみることにしました。
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MacBookのキーボード
iPadのことを冒頭で出しておきながら、MacBookからスタートです。
計測の基準サイズをつくるため、フルサイズキーボードを備えるMacBookのキーの幅を基準にすることにしました。
MacBookのキーの幅はぴったり15mmです。
スマホ定規は厚みがあるため、紙切れに15mmの印を記入して代替。
9.7インチiPadのアプリアイコン
さてiPadに戻りました。
9.7インチのアプリアイコンはやはりほぼ15mmサイズでした。
ジョブズたちは明らかにフルサイズキーボードのキーサイズを意識して設計していたことがわかります。
ちなみにこのアイコンはRetinaの解像度で幅152px、非Retinaで76pxです。
iPad一体型キーボード
お次はbelkinのiPad一体型ハードウェアキーボードです。
やはり同じサイズでした。
キーピッチ(キー間の中心と中心の距離)は18mmなので、MacBookの19mmより若干せまいです。
iPadの横向きキーボード
最後は9.7インチiPadで、横向きのシステムキーボードのキーサイズを測りました。
MacBookのキーサイズと同等ですね。
ただしキーピッチは17mmなので、一般的なiPad一体型キーボードと同じです。
まとめ
ジョブズたちがiPadのアプリアイコンのサイズを決める際に、キーボードのキーサイズを(おそらく)基準にしていただろうというのは開発裏を覗いているようで楽しいです。
ほとんどの人にとってはただの雑学でしかないと思いますが、
ここから、15mmは指のサイズ(と多少のブレ)を十分カバーできるサイズであるということを学べました。
この「15mmサイズ」は9インチ以上のタブレットアプリを作る時に、一つの良い基準になりそうですね。
僕は9.7inchのiPadより、多くの10インチ級Androidタブレットのアプリアイコンの方が小さいことが気になっていたんですが、iPadにはちゃんとした理由(基準)があって納得です。
8インチ以下だと割に合わないと思いますが、15mmはタップしやすい良いサイズ感だと思います。