前回書いた「iPadに磁石つけて外付けキーボードの角度を増やしたら快適だった」の後日談です。
“Amazonで探したところ、厚み0.2mmのスチールシートを見つけたのでさっそく注文しました。”
と書いた通り、その品が届き、さっそくiPadに貼っただけでなく、さらなる改良を施しました。
今回はそのレポートです。
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厚み0.2mmの極薄マグネットシート
その薄さだけでも驚いたんですが、磁力も一人前で、belkinキーボード用途には十分な磁力を備えていました。(仕様表に吸着力の記載はなし)
2枚入りです。
さっそく貼り付けです。
最初はちまちまと細く切っていたものの、そのままのサイズで使えば無段階調節できるじゃないかと気づき、
2枚目を丸ごと貼りました。
印字類を隠したおかげで無印良品のごとくスッキリした見た目に。
本体を握っても違和感がないほど薄いです。
素材についてですが、材質は”鉄”としか書かれていません。
Amazonのレビューでは「ボール紙のよう」と表現されており、本当に紙のような感じで、固めの画用紙のようにハサミでサクサク切ることができます。
また、実際に試しましたがやはり水には弱く、水がしみると表面が若干変色します。
防水スプレーを使うと防水効果はちゃんと現れました。
無段階調節を実現
前述した通り、belkinキーボードに使うという点では十分な磁力があり、「パチン」と軽く音が鳴るほどで、
重さ的にムリがなければしっかりiPad本体を支えられます。
しかもシート全面がマグネットなので背もたれをスライドして好きな角度に調節できるのです。
これは素晴らしい進展でした。
更にこのスチールシートであれば縦横のサイズがちょうどいいので綺麗な長方形のまま使うことができます。
専用ケースと同様、iPad本体だけ掴んで持ち上げても背もたれは外れません。
アルミシールを貼ることにした
スチールシートのままだとiPad背面との色のギャップが大きく、なんだかんだ目立ちます。
さらに表面の耐久性も弱く、防水スプレーはしたものの、擦れて角からボロボロになっていきそうな気配があったので思い切ってアルミシールを貼ることにしました。
長さの短いものは見つけるのに苦労します。。。
なんか一気に自作感が出ましたね。
つや消しタイプを選びましたが、iPad背面に比べるとまだまだ光沢が強いです。
反射具合によって目立ったり目立たなかったり。
表面が使い古したように擦れ擦れになっていますが、光沢を抑えようと重曹粉とティッシュで一生懸命こすったんです(笑)
光沢はそんなに抑えられませんでしたが、これはこれで味が出たということにしましょう。
しかしアルミシールを貼ることによって背もたれが滑るようになってしまいました。
画面のタップや設置の振動などで倒れやすくなってしまったため、
次の対策を打つことに。
ポリウレタンシールで滑り止め対策
対策をする場所としては、背もたれ側のマグネット下部に細長いゴム製のものを貼り付けるのが妥当だと思いました。
ちょうどキーボード側についてるマグネットゴムのようなものです。
そこでホームセンターで見つけたのが、ポリウレタン素材の蛍光シール。
(600円となかなか質を期待できるもの)
しかも入店してから5分も経たないうちに発見するという運命的な出逢いを果たしました。
厚みは十分あり、サイズもベスト。
ポリウレタンの表面は最初は指にくっつくほど吸着感がありました。が、使っていたら弱まってしまいました。
しかしこれ以上適切なアイテムがあるのかと思うほどです。
横に2枚貼りましたが、思った通りしっかりiPad本体をホールドしてくれました。
背もたれが多少直角を過ぎても倒れることなく支えられるほど強力です。(最初のみ)
iPadと背もたれの間にすっぽり隠れてしまうため、外部からは見えないので蛍光色の場違いっぷりは問題にならないのもグッド。
これ、なかなか頼もしいです。
折りたたみ収納
背もたれを接着させたままの折りたたみも難なくいけます。
色的には一体感がありますよね。
いちおう背もたれ側の2カ所のマグネットでiPadをホールドしているのでスルッと抜け落ちたりはしません。
ただスペースキー側のマグネットは完全に専用ケースにしか使えないので引っくり返せば開いちゃいますし、ここが一番不格好なところです。
それでも自動ロックが反応することに驚きました。
あとは両者のサイズのズレが残念なだけです。
キーボードはケースの寸法に合わせられているので、iPadより一回り大きいのです。
まとめ
自作感は満載ですが、実用性はおおかたクリア。
背面のアルミシールはキーボード立てかけ時は背もたれに隠れるというのもあり、端から見てもほとんど目立ちません。
人目を気にせず普通にカフェとかで作業できると思いますね。
それどころかキラキラのAppleロゴが見えないのでiPadかどうかもわからないかもしれません。
ジョニー・アイブのデザインに接着テープをベタベタ貼る僕ですが、使い勝手を改良する欲にはかないません。
重さですが、スチールシートは1枚13gなので、アルミシールを含めてもたいして重くなりませんし、実際に気になりません。
iPad Air2 LTEモデルが444g、キーボードが362gなので合計「約820g」といったところです。
専用ケースを使った場合は合計940g超えで、12インチMacBookより重くなります。
Smart Keyboardが230gであると考えるとやはりUltimate Proキーボードが重いですね。
バッテリー内蔵がネックです。そう考えると今後は軽量化できるSmart Connectorタイプが普及していきそうな感じがします。
Smart Keyboardも使ってみたいと思う今日この頃なAir2ユーザーです。